日本代替医療学会の定義によれば、[現代西洋医学領域において、科学的未検証および臨床未応用の医学・医療体系の総称]としています。アメリカでは、代替医学または代替・補完医学という言葉が使われ、ヨーロッパでは補完医学という言葉が使われております。

西洋医学は病気の原因を取り除くための薬剤や手術を中心としたもので、急性の感染症や早期のがんなどの治療に優れています。これに対して、代替医学・代替医療は、健康保持やストレスに対しては、心身医学や中国医学などが優れております。

保健・予防を目的として、自然治癒力の向上や人間のライフスタイルの改善を図ったりしております。代替医学・代替医療の中には、がん、エイズ、各種難病に効果があるといわれているものもあります。